読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
エルメスでは定番のバーキンが50万円以上するにもかかわらず人気が集中し、エルメスのプレミアムブランドバーキンが入手が困難な状況が続いている。これほどの人気を得ているエルメスとは、いったいどのようなブランドなのか?その真髄を探すことにしました。

女子大学生がバーキンぶらさげて何が悪いの?

ある大学生の女子がバーキンを持ってキャンパス内を歩いていた。大学生でこんなハイブランドのものを持つのは、本人が裕福である場合を除けば容易ではないはず。

当然周りの目を引くものではあるが、この「大学生の女子がバーキンを持つこと」に対して厳しい意見が多く見られる。

「大学生がバーキンなんて似合わない」

「どうせ金持ちの娘だろう」

「水商売でもしているんだろうか?」

「そもそも授業を受けに来るのに持ってくることがおかしい」

ただ悔しがっているだけ、という人も中にはいるかもしれないが、果たして大学生がバーキンを持つことは「悪いこと」なのだろうか。

バーキンを持つ女子の心は

そもそもバーキンというバッグは、機能性重視のために生まれたものである。エルメスの社長が、ある女性のバッグが物で溢れかえっているのを見て開発したと言われている。

大学生の、特に女子は授業の教材以外にも化粧品など、男性と比べれば持っていく物が多くなってしまう傾向にある。故に、「機能性を重視したから買いました」と言えば納得できないこともない。

しかし、実際にそういう理由でわざわざバーキンを使う大学生はいないだろう。やはり「少しでも良いものを持ちたい、自分をよく見せたい」という女子目線の考え方が多いと思われる。わかりやすく言えば「モテたい」という気持ちのあらわれなのだろう。

大学デビューをすれば、多くの女子は自分をよく見せようと躍起になるものである。ヘアースタイルを変えたり、服を買ったり、メイクをしたりなど。 ハイブランドのバッグを持っているということも、女子からすればこのような「自分の外見をよく見せたい」ということと全く同じことである。


エルメスバーキンバッグで女優の伝奇Jane Birkin

とにかく綺麗な姿でいたいのだ!

1つ例を挙げてみよう。とても形の似たバッグがここに2つあるとする。普通の一般人には全く同じに見えてしまうくらい似ているとする。もし、この2つのうち片方にハイブランドのロゴか何かが付いていたとしたらどうだろうか。

女子からすれば、同じようなバッグであるなら何の変哲も無いフツーの店のものよりはブランドのものの方が良いという思考になるだろう。 バーキンといったハイブランドの物に手が伸びてしまうのは、自分をよく見せたい、いわゆる大学デビューして「モテたい」という思いも少なからず含まれているのではないか。

これらの事を考えれば、大学生女子がバーキンを持つことは言うほどおかしなことではないだろう。ブランド物に憧れるのは人間誰しもごく普通のことである。しかしながら、他人の目にはどうしても偏見としてうつってしまうのも無理は無い。

社会人のようにバリバリ働いているわけでもない大学生が、どこでどうやって手に入れたかも分からないハイブランドのバッグをキャンパスで持ち歩いていれば、「あいつは金持ちのボンボンじゃないか?」「水商売でもして稼いでいるんじゃないか?」と思う人だって当然出てくるわけである。

バーキンをどのような手で入手したのか

では、バーキンのようなハイブランドのバッグを大学生がどのようにして手に入れたのか。それは様々である。確かに、裕福な家柄だったり、どこかの会社の社長令嬢ならば、本人の意思がなくとも親が普通に買ってきてくれることは十分考えられる。

しかし、バーキンといったハイブランドのバッグを持っているからといってその人が「お金持ちのボンボン」「水商売をしている」ということを決めつけてはいけない。なぜなら、ごくごく普通の家庭であっても、自分の子供の誕生日や合格祝いといった記念日に親が買ってくれた、というケースも普通にあり得るからだ。

f:id:una-kowa:20161215052032j:plain

モナコ王妃のグレース・ケリーはパパラッチからカメラを向けられた際、妊娠中であることを隠すため持っていたバッグで妊娠中のお腹をとっさに隠した。

前に述べたように、ブランド物への憧れは誰しも持つもの。ゆえに、何かの記念日といったここぞと言う時に親におねだりして買ってもらうことは可能である。

もし、キャンパスでバーキンを持って歩いている女子に対して「お前はどーせ金持ちの子供だろう」とか「水商売でもして稼いだんですか?」と偏見を持ったとしよう。

それをその女子が知ったらどう思うだろうか?もしそのバックが、大事な娘の記念日のために両親が自ら稼いだお金で買ってくれたものだとしたら…?侮辱されたと思って少なからずショックを受けるだろう。

私の場合は、父親は俗にいう「パパ」ではありませんし、父親はお金に困ったらバーキンを買い取ってもらえ、と言っていました。なぜならば大学授業料はバイトして自分で支払いをすることと約束をしています。

バーキンを持っているからといって、その女子がお金持ちだったり水商売をしている人だと思い違いをしてはいけない。また、中古のものであれば大学生でも、わざわざ水商売をしなくても普通にアルバイト代で手が届くものだっていくらでもある。

働いて色々なものを我慢して、やっと手が届いたものが新品でなくてもブランド物はブランド物、手に入ればとても嬉しいものだろう。 それに、中古とはいえ新品同様に見えてしまうほど状態が良いものもあるため、一般人がパッと見ただけでは分からない、ということもある。

f:id:una-kowa:20161215050250j:plain

これもまた、持ち歩いているだけで偏見を持つのは良くないと思われる理由の1つである。誰だって、一生懸命働いたお金で欲しいものを買う。それを見た目の偏見で決めつけられてしまえば文句の1つだって言いたくなるに決まっている。

そしてこれはバーキンに限ったことではないし、どんなものでも、努力して買った欲しいものを侮辱されれば嫌な気持ちにもなるということである。ブランド物かそうでないか以前に、その人がどんな思いで、どんな経緯を経て手に入れたのかをまず想像してみてほしい。

思っているような偏見のイメージとは違った、思いがけないドラマがあるかもしれないのだから。

大学生にバーキンは似合わない

確かにキャンパスで持ち歩いていれば浮いてしまうかもしれないし、「持つのはまだ早い!」と思う人もいるはず。しかし、全てのバーキンが大学生には似合わないということにはならないだろう。

一口にバーキンと言っても色んな形状がある。それに、持ち歩く場所だったりコーディネートを考えたりすれば案外様になったりするものである。おそらく、「大学生にバーキンは似合わない 」と思うのはキャンパスで持ち歩いているからということが大きいのではないだろうか。

さすがに、中学生くらいの子が持っていたらほとんどの人が「いくら何でも早すぎるだろ!」と思うだろう。しかし、大学生というのは社会の中では大人に近い、もしくはもう大人と認識される年齢層である。

持っていく場所や服装等さえ考えればどこかの道を歩いていても「似合わない」なんてことはあまり起こらないはずだし、周りの大人とさして変わらないと思われる。

大学生女子の「バーキンが似合わない」という点は本人に似合う似合わないというより、恐らく「持っていく場所」に問題があるのではないだろうか?

大学は基本的に勉強をしに行く場所である。カフェやオシャレな街、ショッピングやデートに行くのと比べれば、オシャレにそこまでの力を入れる必要はないように思うし、教材がいっぱい入るようなリュックや利便性の高い普通のバッグの方がキャンパスで多く見受けられる。

そんな中でバーキンのようなハイブランドのバッグを持ち歩いていれば浮いてしまうのも無理はない。もっとも、その大学の周りの環境があまりにも大都会ならキャンパス内で持ち歩いている人がいてもおかしくないと思えるが、それでも勉強しに来る場所にわざわざバーキンといった高級なバッグを持ってきているというのは持ったことのない人からすれば違和感を感じるだろう。

それが「似合わない」という方向へ繋がってしまうのではないだろうか。

バーキンは1つの個性なのである

大学内でバーキンを持ち歩くことに対する偏見について色々考察したが、誤解してはいけないのは「バーキンを持ち歩くこと」は全くもって悪いことではない。それぞれに好きなスタイルや物があり、それは1つの個性である。

持ち歩くことで誰かに迷惑がかかるわけでもない。別に、他人に害があるわけでないなら持ち歩くのは個人の自由であるし、とやかく言われる筋合いもない。何をされたわけでもないのに持っているだけであれこれ言いつけるのは確かにタチが悪いし、それは違うのではないかと思う。

また、それが羨ましさからくる嫉妬ならなおさら良くないことである。

しかし、バーキンを持つ側にも全く問題がないわけではない。自分の大学のキャンパス内で持ち歩くことがどういう風に受け取られるのかということを十分に考え、理解した上で持ち歩くかどうかを考えて欲しい。

偏見というものが生まれてしまうのは誰にも止められないし、世間には色んな考えの人間がいるから仕方がない。会ったこともなければ話したこともないあかの他人からすれば、その人を判断する基準は外見の様子しかない。

ゆえに、本人が全くそうでなかったとしても「お金持ち」「水商売で稼いでる」といったイメージがついてしまうのである。自分を良く見せたい、オシャレになってモテたいといった狙いも、こういうことからかえって近寄りがたさを生んでしまっていることもある。

モテルためにバーキンをぶら下げているのではない

「バーキンやブランド物を持っている=周りにモテる」というのは女子の勝手な勘違いとも言える。

バーキン、またはその他ハイブランドのバッグをキャンパス用として用いる場合は、こういう「イメージの誤解」を生み出す危険性があるということを念頭に置き、自己責任のもと持っていくべきかどうかを管理する必要がある。

モテたいという理由なら、わざわざバーキンを買おうとする必要はない。先にも述べたが、こういったハイブランドのものは周りの人から見れば少々近寄りがたいものがある。

大学生相応の身なりとはどういうものなのか。

ブランド物にこだわらなくとも、自分の服装や用途に合ったバックはたくさん存在する。また、最近よく見かけるサマンサタバサやケイトスペードといった価格帯なら新品でも大学生のアルバイト代で普通に手が届くし、デザインが清楚で可愛い物も多いため周りのウケも十分良いだろう。 また、デザインによっては安いのに上品に見える物もあるため、見せ方次第でいくらでもモテ要素を作ることは可能である。ブランド物を持っているからといって、モテることとは別問題なのである。

先にも言ったが、バーキンを持つことに対しては批判することもないし、決して悪いことではない。大事なのは、その場所や目的に相応しいものかどうかを考えることである。

いくら高価なものを持っていようが、目的や使う場所を無視すればたとえ良いブランド物だったとしても本来の良さがくすんで見えてしまう。 大学生の女子における魅力とは、バーキンやハイブランドのバッグを持っているというステータスではなく、自分の力で手が届く範囲でいかに清楚感を出すかである。

その方が近寄りがたさもなくなるし、様々な人に好印象を与えることができるだろう。

バーキンといった高価なものが比較的重要視されるのは社会人になってからである。大学生がオシャレになろうとしてハイブランドのものを買うのはかえって逆効果になってしまうし、はたから見れば「頑張ってオシャレをしようとしている人」という不自然さを感じさせてしまうこともある。

ハイブランドのものを持っていることがオシャレではなく、大学生のうちはそういったものに頼るよりも自分の無理しない範囲で買えるものの方がより清潔感があり、馴染みやすさもある。

「それじゃあまるで量産型女子になってしまうのでは」と思う人もいるだろうが、量産型女子の方がハイブランドのものを持っている人よりも話しかけやすさがあるし、キャンパスの中ではそういった量産型の人たちの方が大学生として十分清楚で良い意味でその場に馴染んでいる。

バーキンを持っているからといって、頭ごなしに勝手にこうだと決めつけるのも良くないが、持つ側にも気をつけるべき点があるのだ。

私のまとめ

大学生がバーキンを持つことに対して良い悪いということはない。結局のところ、バーキンといった高価なものを持つことよりも、周りから見て清潔感と馴染みやすさを感じさせる身なりの方が、大学生における目線ではより魅力的に映るのである。