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エルメスでは定番のバーキンが50万円以上するにもかかわらず人気が集中し、エルメスのプレミアムブランドバーキンが入手が困難な状況が続いている。これほどの人気を得ているエルメスとは、いったいどのようなブランドなのか?その真髄を探すことにしました。

バーキン欲しい~バーキン専門店に行く時の私

バーキンを買いに行く時身につける幸運のお守り

マイケル・トネロ(著者)のバーキンへのこだわり

バーキンのブレスレット

〈シェーヌダンクル〉エルメス 著者がバーキンを買いに行く時いつも必ず身につけた幸運のお守り

 

エスメスユリース

〈ユリース〉エルメス2冊

左:エルメス前店舗の住所、電話番号、販売員の名前と電話番号が控えてある

右:2005年10月のバーキン購入の記録

スターター・バーキン

スターター・バーキン

スターター・バーキン(最初に購入するには手頃なバーキン)と呼ばれている。約8000ドル。色とサイズが同じクロコは薬3万ドル。日本での価値、興味、ブランド化について、バーキン高額買取ならバーキン専門高値出張買取の買取プレミアムでご紹介しています。

クロコのバーキン

フルーロワのクロコのバーキン

多くのコレクターがいる

世界中にバーキンには多くのコレクターが存在する

マイケル・トネロ

「お家にバーキンを連れてって」著者マイケル・トネロがバーキンを買いに行く時のユニフォーム。

〈プラダ〉スーツ

〈エルメス〉シャツ、ベルト、カシミヤの靴下、シェーヌダンクル、クロコのアジェンダ(胸ポケットの中)、オレンジ色のユリース

〈ジルサンダー〉ネクタイ

〈ジョルジオ・アルマーニ〉靴

〈S.T.デュポン〉万年筆メディチ(胸ポケット)

友人のピメ

チリのサンティアに住む友人のピメ。バーキン購入の高度なテクニックを伝授した。最初のうちこそ失敗したものの、彼女はバーキンを家に連れて帰る技術をうまく習得した。

フューシャピンクのクロコバーキン35

35cm,フューシャピンクのクロコ素材。珍しい色のためこれを見つけるのはラスベガスで活用なもの。出会えた時はまさにセンセーショナル!

ビクトリア・ベッカムはこの色のオーストリッチ素材のバーキンを持っている。

ケリー・ラキ

著者がフォブール・サントレノノ本店で初めて購入した〈ケリー・ラキ〉

バーキンの購入資格を得るための買い物だったと思うと回想している。その後、多くのバーキンを手に入れる扉を開いてくれた。

ポシェット・ケリー

J.P.ゴルチェのデザインによる〈ポシェット・ケリー〉

地球上で一番小さなエルメスの店

地球上で一番小さなエルメスの店

カプリ島。ホテル〈ヴィラ・ブルネラ〉の怪談と素晴らしい眺め。

息を飲むほど美しいカメレッレ通り。おそらく地球上で一番小さなエルメスの店。

「バーキン、欲しいなあ」

ブランド品にはほとんど執着がない(縁がない)のですが、ふと手にとったこの本、主人公マイケルの魅力にすっかり惹きこまれ、あっという間に完読!そして

「バーキン、欲しいなあ」

と思ってしまいました。

昔で言えば質屋、現代ではブランド買い取り店などに持ち込まれたバーキン、数百万もするものを一つならず、2つ、3つとポンッ!と現金で購入する若い女性の姿。テレビの特集番組で見たりするのですが、あのお金は一体どこからでてくるのだろうか、とそちらに関心が言ってしまいます。

たかがバッグ、それに何百万円もサラッと使える人たちの存在は、一般市民としてはなかなかその感覚は理解できません。

しかし、払える人に取っては、いくら出しても欲しいものは欲しい、それがこの本を読んだ後は、これがバーキンの魅力なんだなあ、と妙に納得できました。そればかりか、欲しい、という気持ちさえ。

マイケルは、女性(ゲイの男性も)のそういった心理を良く理解し、また魔法の方法を見つけてビジネスにつなげました。その手法をあれこれいう人も居たのかもしれません。

しかし、それらすべてを含め、マイケル・トネロの魅力がページのあちこちに散りばめられ、ブランドに縁の無いかもしれない読者も、なんだか一緒にバーキンをお家に連れ帰る冒険をした気分になれる本です。

出典:おうちにバーキンを連れてって~幻のバッグ、をめぐる5年間の冒険

2009年1月30日初版第1刷発行

著者マイケル・トネロ

えぐちたいこ

訳者:江口泰子

発行者:新田光敏

バーキン予約の受付はもう終了した?

二年、それとも五年待ち?それどころか予約の受付はもう終了したとか?

女性たち(男性にとっても?そしてゲイの男性にとっても?)の憧れの的、といえばご存知エルメスのバーキン。そのバッグがお店にはいってすぐに買える秘密の“公式”があるとしたら?

そして、世界じゅうのお金持ちも知らないその“公式”を、あなただけが知っているとしたら?(想像するだけでわくわくするでしょっ!)


エルメスバーキンバッグで女優の伝奇Jane Birkin

出典:youtube

そのわくわくする冒険の旅に出たのが主人公のマイケル。アメリカ屈指のゲイの町プロヴィンスタウンに住むヘアメイクアーティストの彼が、仕事でバルセロナを訪れたことから物語がはじまります。

マイケルは、思いがけない幸運や偶然(セレンディピテイ)に導かれ、〈イーベイ〉でエルメスのスカーフを売ることに。するとまたまた幸運に恵まれて、パーキンのことを知り、ソウルメイトのホアンと出会い……世界を駆けめぐるショッピング・アドベンチャーに出かけます。

でも、いいことばかりじゃない。クロコのパーキンを横取りされたり、賄賂を要求されたり、あげくの果てにバーキンの誘拐事件に巻き込まれたり……(あとは読んでのお楽しみ)。最後にはエルメスや大切な人との別れが待っていて、思わずほろり。

本書はバーキンをめぐる物語ですが、ファッション好きの方はもちろん、お酒落やバッグにさほど興味のない人にも十分楽しめると思います。

「華やかなファッション界の裏話」「セレブやお金持ちのライフスタイルが覗ける本」「ゲイの男性の恋愛もの」、あるいは「買い物依存症の話」「世界の街やレストラン、ワインのガイドブック」などなど、いろんなお楽しみの詰まった、読む人によってさまざまな読み方のできる一冊。そんな魅力もぜひ味わってください。

引用:お家にバーキンを連れてって

エルメスミニ用語辞典

【ア】

アジェンダ……レザーの手帳カバー

ウェイティングリスト……バーキンを購入するための順番待ちリスト

ヴ工ールアニスー……アニスグリーン。若草色

ヴェルミヨン……朱色

エトリュスク……中間のゴールテ、ンブラウン(黄金色)

エルメス・ヴィンテージ・コレクション……パリで年に一度開かれる、エルメス商品を専門に扱うオークション

『エルメスの世界』……年に2回、発行される広報誌

エルメス博物館……パリの本店にある、3代目社長エミール・モーリス・エルメスのかつての書斎。現在は彼の蒐集したアンティーク品などを収蔵している

オーストリッチ……おもに南アフリカ産とオーストラリア産のダチョウを使用

オータク口ア……バーキンの原型となったバッグ。バーキンのほうが全体的に横長。1892年に馬の鞍入れとしてつくられた。現在はさまざまなサイズが展開されている

オオハシ……ブラジルに生息する野鳥トウカン。スカーフやテーブ、ルウェアのデザインに用いられている

 

【カ】

カチナ……アメリカ原住民のカチナ人形をモチーフとしたデザイン

カデナ……南京錠。通常はフロント部分のリング状の留め金に下げられる

金具……鍵やジ、ツパーなどの金属部分

革ひも……クローシュ(鍵)をハンドルにかけておくための細い草のストラップ

グリ・パール……英語で「ベールグレイ」。薄い灰色

クローシュ……細い草のストラップの先に下がる、小さなベル型のレザーのカバー(ハンドルにかけるのが一般的)。バッグの鍵を収納している

クロア……ベルト

ク口ア用の金具……パーキンのフロントにある、クロア(ベルト)を留めるループ状の金属

クロコ……クロコダイルの略(いろいろな種類のクロコダイルやアリゲータの俗称としても使われる)

クロコダイル・ポロサス……おもにシンガポール産のワニ革。細かく、左右にバランスよく整った鱗が特徴。美しい光沢の最高級の素材

ケリー……1956年『ライフ』誌の表紙を飾った写真で、モナコ公園の王妃となっていた女優のグレース・ケリーが持っていたことで有名になったハンドバッグ。ケリーは持ち手がひとつ(パーキンはダブルハンドル)。ショルダーストラップを取りつければ肩から提げることもできる(バーキンはできない)

ケリー・ラキ……ラキ・ガヴァラスがデザインした男女兼用のバッグ。ショルダーストラップ付き

ゴートスキン……山羊の革。フランス語でシェーブル

ゴールド……レザーのバッグや革小物に用いられ、エルメスでも人気の高い色。実際の色は茶色に近い

コカルド・ドゥ・ソワ(シルクのリボン飾り……ディアヌ賞で勝利を飾った馬の額につける、替被結びのリボン飾りがモチーフのデザイン

 

【サ】

シェーヌダンクル……4代目社長ロベール・テ、ュマが港を歩いていたときにひらめいた「錨の鎖」のモチーフ。男性用プレスレット、テーブルウェアなどのデザインに用いられている

ジャン=ポール・ゴルチエ……2004年から、エルメスの女性もののプレタポルテのクリエイティブデ、イレクターを務める。〈ケリー・ラキ〉〈ショルダーバーキン〉などバッグのデザインも手がける

ジャン・ルイ・デュマ・エルメス……エルメス5代目当主。1938年、パリに生まれ、1978年、父親ロベール・デ、ュマの他界に伴い5代自社長に就任。クリエイティブディレクターとして商品全体を統括する

ショール……大判のカシミヤ。薄くて羽根のように軽い。約1000ドル

ジョルジユ・サンク店……パリにある3店舗のうちのー店。8区のジョルジュ・サンク通りにある

シルクスカーフ……エルメスでは「カレ(正方形)」と呼ばれる。サイズは90センチ角。シルク100%のツイル(綾織り)。年に2度、春夏と秋冬の新作コレクションが発表される

スカーフ・アンバサダー……カレ(スカーフ)売り場の専任の担当者

 

【タ】

ダストカバー……バッグ類を保護するほこりよけの袋

ダブルハンドル……バーキンには持ち手がふたつある。ハンドル同士が重なり合わないよう、奥の持ち手は手前の持ち手より少々大きめに作られている

ディアヌ賞……1982年からエルメスが冠スポンサーを務めるフランスオークス。毎年6月、シャンティイ競馬場で催される。「ディアンヌ・エルメス杯」とも呼ばれる

トゴ……表面に加工を施した型押しの仔牛革。凸凹がはっきりしている

トワル……コットンキャンパス地

 

【ハ】

バーキン……働く女性や旅をする女性のための大型バッグ。1984年、エルメス5代目当主ジ、ヤン・ルイ・デユマ・エルメスが女優のジェーン・バーキンのためにつくり、彼女の名前をつけた

パシュミナ……一般的にカシミヤ約70%とシルク約30%が混合されたショールの素材

パラジウム……シルバーの金具

パリボンベイ……太っちょのバゲツトのようなかたちのバッグ

パレニア……表面を加工していない、自然な素材感を活かした仔午革。エルメスのクラシックなレザーとされ、常に在庫が不足していると思われる

ピヴォワンヌ(シャクヤク)……淡いピンクとグリーンのシャクヤクの花をモチーフとしたデザイン

ピエール・ドリアン・工・ドクシダン(東洋と西洋の石細工)……花や鳥、果物などがモチーフのデザイン

鋲……バーキンには底の四隅に計4個取りつけられている

ヒルトン・ホテル店……パリにある3店舗のうちの一店。15区のヒルトン・ホテル内

フォブール店……パリ8区にあるエルメスの本店。フォブール・サントノレ通り24番地

プードゥル……クリーム色がかったベージユ

フューシャピンク……フクシア(フューシャ)の花の鮮やかなピンク

プラーク……クロア(ベルト)の端に取りつけられた金属部分。"HermesParis”と刻印されている

プリッド・ドゥ・ガラ(式典用馬勅)……1957年に発売され、それ以来のヒットを続けている。馬具工房から出発したエルメスならではのデザイン

ブルージーン……スカイブルーに似た色

ブルー口ワ……フランス語でロイヤルブルー

ブルカーフ……雄の仔牛の革

プレイズ……鮮やかで深みのある赤

ペルシャンプリンセスモデル……高級車l台分の値段に相当する最高級バーキンのひとつ

ベルランゴー台形の小型のショルダーバッグ

ボリード……世界ではじめてファスナーを取り入れたバッグとして有名。もともとは〈ブガッティ〉と呼ばれたが、法的な理由からこの名前に変更された

 

【マ】

マット……光沢を抑えた革の仕上げ

無煙炭……チャコールグレーに似た色

メゾンエルメス……200l年、銀座にオープンしたエルメスの旗艦店

 

【ヤ・ラ】

ユリース……革の手帳。各種サイズが展開されており、レフィルもある

ラキ・ガヴァラス……バッグ〈ケリー・ラキ〉のギリシャ人デザイナー

リザード……おもにジャワ島など東南アジア産のトカゲを使用

リング状の留め金……カデナ(南京錠)を取りつける、金属の小さな丸いリ

ング

ルージュH……エルメスの代表的な赤。「エルメスルージュ」などとも呼ばれる。ボルドーに近い色

ルージュヴィフ-……ヴィフはフランス語で「生き生きした」「活発な」「鮮明な」など。輝くような赤

ル・カルナヴァル・ドゥ・ヴニーズ(ペニスのカーニバル)……カーニバルの仮面や衣装をモチーフとしたデザイン

 

【アルファベット・数字】

CITES……Conventionon International Trade in Endang巴redSpecies of

Wild Fauna and Flora.ワシントン条約。正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」。稀少な動植物を絶滅の危機から救うことを目的とする。エルメスでは、クロコダイル、アリゲー夕、リザード、オーストリッチの商品を購入した客が国外に持ち出す際にCITES許可書(輸出許可書)を発行している

Hベルト……フロントに大きくHの文字のバックルがついたベルト

25cm、30cm、35cm、40αTI・・パーキンは各種サイズで展開されている。

数字はバッグの底の横幅を指す


本記事は「お家にバーキンを連れてって」より興味ある部分を引用させていただきました。